「ロボットを作ることが、子どもにとってどんな役に立つの?」
「ただ、遊んでいるようにしか見えない」
なんて、ロボット教室に疑問を抱いている親御さんも多いと思います。
我が家は、実際にロボット教室に通わせて1年が経過し、今ではロボット教室に通わせてよかったなと心の底から思っています。
ここでは、
- ロボット教室に通うことでどんな効果があるのか
- ロボット教室に1年通って感じた、息子のうれしい変化
などについてお話していきます。
ロボット教室で身につく能力は、政府がプログラミング必修化で身に着けてほしい能力と一致する部分が多いですよ。
ロボット教室は子供に通わせたい教室上位にランクイン!
今の世の中は、さまざまなモノがインターネットにつながっています。
また、AIという人口知能が誕生し、それが多くの事をコントロールするようになると、人の仕事をロボットに奪われてしまうのではないかということも危惧されています。
そんな世の中の流れの変化に伴い、ロボット教室への注目度は年々増加!
イーラーニング研究所は、毎年「年末年始の習い事アンケート」を実施しています。
2022年度の年末調査結果によると、プログラミング教室に多くの親御さんが注目を集めているのがわかります。
【引用:PR TIMES】
保護者の間で話題になった習い事は、「プログラミング教室」が学習塾を抑えて2位になっています。
また、2023年にさせたい習い事としては、「プログラミング教室」が2位。
【引用:PR TIMES】
その理由のとしては、「将来のためになると思ったから」がぶっちぎりの1位。
グローバル化やデジタル化に伴って将来的に必要とされるスキルを、子どものうちに習得させたいと考える親が前年同様に多いことがわかります。
ここで出ているプログラミング教室の中に、ロボット教室も含まれていると考えていいでしょう。
もし、ロボット教室とプログラミング教室の具体的な違いがわからない方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ロボット教室とプログラミング教室の違いは?通うならどっちがおすすめ?
2020年に小学校で必修化されるプログラミング。 まだまだ「よく分からない」「どうすればよいのか不安」という声が多いなか ...
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ロボット教室に通うとどんな効果があるの?
一番気になるのが、ロボット教室に通に通わせることで、子供にどんな効果があるかですよね。
ほとんどのロボット教室のHPには、ロボット教室に通うと得られる効果について書かれています。
その効果というのが、
- 論理的思考力を身につける
- 創造力・発想力を伸ばす
- 空間認識力がつく
- 理数系科目への理解力が高まる
などがあります。
あるロボット教室では、プログラミング教育を実施する教育事業者へのアンケートがありました。
その結果を見ると、
プログラミング教育は、「新しいものを生み出す創造的な力」「自ら学ぼうとする意欲」「論理的に物事を考える力」「粘り強さ」に特に効果があるという回答になってます。
【引用:litalicoワンダー】
ちょっとイメージしずらいので1つずつ説明していきますね。
論理的思考力とは?
ロボットを教材としたロボットプログラミングは、指示内容を具体的に整理してプログラムをしてあげないと、思い通りに動かすことができません。
もっと具体的にいうと、
「前に、3.8秒進んで、腕を45度閉じてモノをつかみ、後ろに3.8秒下がって下に置く」
というような、動きの順番通りに細かく指示する必要があります。
上記の指示の動画がこちらです。
つまり、
①ロボットをどのように動かしたいか考え、
②その動きをさせるには、どのようにプログラムを組めばいいかを試行錯誤し、
③正しく完成できると、ロボットが自分の思い描いた通りに動く
この一連の思考が論理的思考になります。
この論理的思考力は、試行錯誤を繰り替えすことで身につくとされるので、ロボットプログラミングはとてもおすすめの教材といえます。
創造力・発想力を伸ばす
ヒューマンアカデミーのパンフレットには、ロボットプログラミングは、「個性を育てる正解のない学び」とあります。
私は、この言葉に「なるほどな」と思いました。
なぜなら、子供が作るロボットの形は無限大ですよね。
それぞれが自分のこだわりを持ち、イメージしたロボットを作り上げていくのが子供は大好き。
まさに、豊かな創造力や発想力を育てるのに、子供の時期にロボット教室に通うのはぴったりといえます。
空間認識力がつく
空間認識力とは、次ような立体の構造を理解する力のこと。
こういうの苦手だわ~て思う方多いと思いますが、ロボット作りを行っていると自然にこの空間認識力が身につくとされています。
ロボット作りは、平面の図面をもとに立体をつくる作業。
この作業こそ、モノの仕組みや構造を学べる最高のトレーニングになります。
理数系科目への理解力が高まる
多くのロボット教室が、ロボット作成を通して、「てこの原理」や「摩擦の力」「歯車の仕組み」などについても学ぶことになります。
実物を見て、作りながら、理科や数学の知識を学べるので、単に覚えるだけよりも、理解力が数段よくなります。
政府のプログラミング必修化の狙いとも合致
政府が公表している「小学生プログラミング教育の手引き」には「プログラミング学習が必修化される狙い」について記載がありますが、分かりやすくまとめると次のようになります。
・プログラミング的思考力を鍛える(思考力、判断力、表現力など)
・創造力を養う
・身近なテクノロジーの仕組みを学ぶ
・プログラミングを使って各教科の理解を深める
これって、上記で説明した、ロボット教室で身につく効果と似ていますよね!
ロボット教室でやっていることは、一見、ただ単に遊ばせているように見えるかもしれません。
しかし、目に見えないところで、将来の役に立つ能力がグングン成長している可能性が高いといえます。
プログラミング的思考の手順とは?
①問題を見つける
②必要な動きを分けて考える
③動きに対応した命令にする
④それを組み合わせる
⑤不具合があれば、その原因を考え修正する
⑥問題が解決する
ロボット教室で身につく力は、将来必要になる能力と一致している
これからの時代は、コンピュータやAIが台頭し、人間がやる仕事が減少すると言われています。
それでも、コンピューターでは代用できないものだってたくさんあります。
その1つが、新しいものを生み出す力としての「創造力」や「テクノロジーを活用する力」です。
コンピューターやAIは、人間が支持した通りの動きしかしません。
人間しかできない領域で、どれだけ活躍の場所を見つけられるかが、今の子供たちの将来には重要になってくるのかもしれません。
ロボット教室では、他にもこんな能力が身につきます
ロボットプログラミングを通して身に付けられる力は他にもあります。
これらの力は、子どもたちが将来社会に出て働くときにも求められるスキルです。
主体性
プログラミングは失敗してもすぐやり直しがきくことや、一つではない正解を求めて失敗を繰り返しながら取り組みます。
失敗してもあきらめない姿勢を育むことができると期待できます。
プレゼンテーション能力
ロボット教室の中には、自分で作ったロボットの説明や工夫した点を発表させるカリキュラムがある教室があります。
体験にいった教室の先生は、
「みんなの前で発表するのが苦手な子が多いんです。
自分が頑張って作成したロボットやアプリを、発表する機会を設けることは、プレゼンテーション能力の向上にもつながるんですよ。」
とお話されていました。
ロボット教室に1年通って起きた、息子へのうれしい変化
うちの息子はヒューマンアカデミーロボット教室に通いその後はリタリコワンダーでオンライン受講していました。
うれしいことに、たくさんの成長を感じることができています。
粘り強く最後まで自分で考えるようになった
ロボットを作るときには、テキストを見ながら作ります。
じっくりと見て考えながらやらないと、うまくロボットは動いてくれません。
今まで、説明分なんかテキトーにしか読まなかった息子は、最初は苦労したのかもしれません。
それでも、今は、むずかしい組み立ても私に頼らず自分でやりぬこうとしています。
昔の、ママに頼ってばかりで、何もしない息子とは大違いです。
そのつながりで、自分に自信が持てるようになった
今までは、自分はお兄ちゃんよりもできないし、周りの子よりもうまくできないから、やらないという感じでした。
そんな弱気で、自分に自信が持てずにいた息子が、最近では
なんて笑顔で学校から帰ってくることが増えました!
たかが、ロボット制作でそんな効果があるの?
と疑問に思うかもしれませんが、
苦手だったロボット制作が上手になっていったり、うまく相手に説明することができるようになったことで、「自分はやればできるんだ!」という自己肯定感が生まれたのかなと思っています。
勉強の成績が上がった(100点の数が増えた)
以前は勉強させようとしても、集中力がなく、なかなかうまいように自宅での勉強ができなかった息子。
最近では、
思わず耳を疑いましたが、
思わぬ息子の変化に驚きを隠せませんでした。
そのテストの結果は、見事100点!
こんな感じで、子供のやる気アップにもつながってきています。
子供の将来性を広げてあげられるのは親(あなた)です!
こちらは、「将来子供になってほしい職業」についてのアンケート結果です。
将来子供になってほしい職業の2位に、「プログラマー(SE)、ゲームクリエイター」がランクイン。
習わせたい習い事でもプログラミングが2位でしたね。
将来的に、今の子どもたちの3分の2が、今はまだ存在していない仕事に就く と言われています。
今の親の世代とは、時代が大きく変わろうとしているのかもしれませんね。
子供が社会人になったときに困ることがないように、今の私たち親にできる事は何かを考える必要がありそうですね。
これからの社会で求められる力とは?
インターネットの普及により急速にグローバル化が進み、社会はめまぐるしく変化しています。
「30年後、働く人間の半分は、AI(人工知能)に仕事を奪われる」ともいわれ、子どもたちが未来を生き抜くには、どんな時代でも 通用する本物の力が必要です。
本物の力とは、「問題を解決する」「自立的に学習する」「情報技術を使いこなす」などといった能力のこと。
これらの能力を育てるには、ロボットプログラミングを用いた学習方法が最適といわれています。
これらは、男の子も女の子も関係なく必要なスキル
今後は、単に暗記の学力だけでは、社会で通用しにくい時代に入ってきています。
なので、学力以外にも、自ら課題を発見し、解決するために必要な「思考力」「判断力」「表現力」などの能力を養う教育が必要になってきます。
このような能力は、男の子だから必要とか女の子なら必要ないというものではありません。
だから、「ロボットは男の子の遊びだから女の子は向かないんじゃない?」
なんて親が勝手に決めるのはやめましょう。
確かに、ロボット教室に通っているのは断然男の子の方が多いですが、女の子だってちゃんといます。
女の子でも上のコースまで進んで、すばらしい作品をつくることもあります。
子供の頃にプログラミングの考え方や仕組みを学ばせることで、将来的に、様々な職業への準備ができることにもなります。
まとめ
ロボット教室では、地味に手を動かしてブロックを組み立てて、自分が思うようにプログラミングをします。
その様々な過程を経験することで、たくさんのうれしい変化が子供たちには表れてくると思われます。
ロボット教室がきっかけで、IT関係の仕事につく子が増えるかもしれませし、ロボット工学を学びたくなるかもしれません。
うちの息子のように、何事にも諦めずに頑張ったり、うまく自分の意見を表現できるようになるかもしれません。
このように、ロボット教室は、
子どもの将来のために、「何か準備をしたい、新しいことに興味を持ってもらいたい」と思う方には最適な教室かなと思います。
料金が高めというデメリットはありますが、
「あの時、習わせてあげればよかったな・・・」と後悔しないためにも、子供の輝かし未来のために今できることを考えてみてはいかがでしょうか。
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