ロボット教室は最近特に注目の習い事。
保護者が2023年にさせたい習い事として、「英会話スクール」についで「プログラミング教室」が2位になっています。
【引用:PR TIMES】
周りでもどんどん通い始める子が増えている様子からみても、お金持ちだけしか通えない習い事ではありません。
これから始まるプログラミング教育や子どもの将来を考えても、ロボット教室はかなり優先度の高い習い事になってくるでしょう。
ここでは、人気のロボット教室6社をピックアップ。
- どんな料金が掛かる?
- 予算内で通える教室はどこ?
こんなみんなが知りたいことがわかるように、分かりやすくお話していきます。
ロボット教室はいくらかかるの?相場はどれくらい?
ロボット教室の習い事は高いというイメージが先行していますが、実際にどれくらいかかるのかを知っていますか?
まずは、ざっくりとロボット教室で必要になる費用(料金)についてお話していきます。
※2021年10月時点での内容になります。最新の情報は各教室でご確認ください。
ロボット教室に通う際にかかる費用の概算
費用は大きくわけて、初期費用と毎月払う月謝に分けられます。
よく初期費用と言われているものの中には、次の2つが挙げられます
- 入会金
- ロボットキット代
この2つの合計が初期費用になります。
これに、初月の月謝を合わせた金額が入会するときに支払う合計金額になります。
入会金にはそれほど差はありませんが、月謝やロボットキット代については、教室によってバラバラ。
・入会金:1万~2万
・ロボットキット代:3万円~6万
初期費用合計:4万~8万円
この金額に月謝:1万~2万円(月2回もしくは4回)をプラスすると、初月に払う費用の合計は5万円~10万円かかることがわかります。
一番大きな金額なのがロボットキット代ですね。
長く通うと、追加キットが必要になる教室もあるので事前のチェックは欠かせません。
また、イベントが盛んなところは、夏合宿やサマーキャンプなどもあり、5万、6万円の参加費がかかることもあります。
ロボット教室と他の習い事の料金を比較
ここでは、多くの親御さんが子供に通わせている、みなさんになじみのある習い事の費用をまとめました。
※自分が住んでいる地域の、それぞれの教室に通っている方からリサーチしています。
月謝 | その他の費用 | |
水泳 | 8千円~1万円 | 水着代 |
ピアノ | 5千円~1万円 | 楽器代・発表会・衣装代 |
英語・英会話 | 7千円~3万円 | 教科書代 |
学習塾 | 7千円~3万円 | なし |
公文 | 1教科:7千円 | なし |
そろばん | 4千円 | テキスト代 |
習字 | 2千円 | 習字セット代・紙代 |
ダンス | 6千円~1万円 | 衣装代 |
サッカー | 3千円~7千円 | 合宿代・ウエア代・遠征費 |
バレエ | 5千円~2万円 | 発表会・衣装代 |
この表を見てみると、英語、学習塾、公文の月謝が高めだということがわかりますね。
これらの習い事は、おおよそ毎月7千円~3万円かかることがわかりましたが、1回の授業時間や1週間に通う回数によって料金は増減しています。
また、これらに共通していることは、「学習系」の習い事ということ。
ロボット教室と月謝を比較
・ロボット教室の月謝 ・・・1万円~2万円
・学習系の習い事の月謝 ・・・7千円~3万円
月謝だけを比較してみると、ロボット教室は、この「学習系の習い事」とほとんど変わらないということがわかりました。
ピアノやバレエは発表会があると万単位でお金がかかる
ピアノやバレエを習っている方ならわかると思いますが、定期的に発表会があり、そのたびに衣装代や先生へのお礼代など合わせて2万~5万円はかかってきます。
また、ピアノを習うとなるとピアノを買わなくてはいけませんよね。
ピアノは、ものによって値段は違いますが、最低でも10万以上は掛かります。
また、サッカーは一見安いように思えますが、夏に合宿(約3万)があったり、冬用のウエアなど子供の成長に合わせて買い替えが必要になってきます。(有名ブランドだと上下で1万円以上)
強いチームだと遠征費用も掛かったりします。
ロボット教室だけがむちゃくちゃ高いわけではなかった
このように、身近にある習い事でかかる費用を調べた結果、月謝以外にも、発表会費用やウエア代、合宿代、楽器代などたくさんの費用が掛かってくることがわかりました。
ロボット教室は、ロボットキット代を最初に払う必要があるので、高い感じがしますが、総額にすれば、ピアノやバレエ、合宿に行くサッカーなどの方が費用が掛かるケースがあるといえます。
人気のロボット教室6社の料金を比較
ここまでの記事を見て、ロボット教室に対するお高いイメージが少しは変わったのではないでしょうか。
そんなにお金をかけなくても、十分にロボットプログラミングが学べる教室はちゃんとあります。
ここからは、人気の6つのロボット教室の費用について詳しく比較していきます。
通い始める年齢によって料金が違ってくる教室があるので、小1と小3の2つのパターンに分けてお話していこうと思います。
※小3からプログラミングが始まる教室が多いから
小学1年生で入った場合の初期費用と年間費用
一番入学を検討する時期が小学1年生。
教室によっては、プログラミングを行わずに、ロボット作成だけのところもあります。
1年間通った場合の年間費用(月謝×12+初期費用)を比較してみました。
初期費用 (入会金+ロボット代) | 月謝 | 年間費用 | |
ヒューマンアカデミー | 44,000円 | 10340円(月2回) テキスト代:550円 | 174,680円 |
自考力キッズ | 44,000円 | 11,000円 (月2回) | 176,000円 |
クレファス | 46,090円 | 12,100円 (月4回) | 191,290円 |
LITALICOワンダー | 16,500円 (ロボット代0円) | 1回5500円(月4回オンラインの場合:合計22,000円) | 293,700円~ |
レゴスクール | 54,450円 | 13,750円 (年40回) | 219,450円 |
ロボ団 | 11,000円 (ロボット代0円) | 約13,000円 (月3回) | 167,000円 |
お安く通える教室
◆ロボ団
レゴのSPIKEプライムを使用していますが、ロボット代が0円(貸出)だから安い。
ロボットを2人で1セットしか使わない点と、自宅で使えない点が大きなデメリット。
1位との差は数千円ですが、月謝が約1万円と一番安いので、長く通うほど、さらに他よりも費用が安くなっていきます!
こちらはロボットを買うので自宅でもしっかり復習ができますし、5年くらいずっと使えるのでコスパは抜群です!
費用が高めの教室
「LITALICOワンダー」「クレファス」「レゴスクール」の3教室は費用が高め。
その理由の1つが、レゴの「WeDo2.0」というロボット教材を使用しているから。
◆クレファス は、レゴを使用した教室の中では安い方。
◆LITALICOワンダーは、小3まではロボット代が0円ですが、月謝が高め。
◆レゴスクールは、年少から通えますが、毎年コースが変わるのでその都度ロボットを買い替える必要があり。(小学生になる3年間使用する場合もあり)
小学3年生で入った場合の初期費用と年間費用
どの教室も小3あたりからロボット作成だけでなくプログラミングも行うようになります。
ここからは、使うロボット教材の値段がぐっと高くなる(レゴを使用)教室もあります。
初期費用 (入会金+ロボット代) | 月謝 | 年間費用 | |
ヒューマンアカデミー | 約7万円 (ミドルコース) | 10,340円(月2回)テキスト代:660円 | 202,000円 |
エジソンアカデミー | 55,000円 | 11,000円 (月2回) | 187,000円 |
クレファス | 75,020円 | 16,500円 (月4回) | 273,020円 |
LITALICOワンダー | 約8万円 | 1回5500円(月4回オンラインの場合:合計22,000円) | 約36万円 |
レゴスクール | 約9万円 | 13,750円 (月2回) | 27万円 |
ロボ団 | 11,000円 (ロボット代0円) | 約16,000円 (月2回) | 203,000円 |
お安く通える教室
◆ヒューマンアカデミー
月謝は6つの中でかなり安いので、長く通えば通うほど、メリットが大きくなります。
オリジナルのアーテックロボを使用しているので、ロボット代が安い。
費用の総額ではヒューマンアカデミーよりも安くなりバランスのよい教室。
高めだけど、本格的なプログラミングが学べる教室
SPIKEプライムとは?
値段は高いですが、プログラミング初心者でも楽しく直感的に取り組むことができ、ビジュアルプログラミングからテキストコーディングにまで対応する、レベルアップに適した教材です。
世界大会もあるので本格的にやりたい方にはおすすめ。
SPIKE™ プライムセットはポップでかわいい色のキットになります。
6つのロボット教室の料金比較のまとめ
小1で入会した場合
安さで選ぶなら
「ヒューマンアカデミー」か「ロボ団」
小3で入会した場合
安さで選ぶなら
「エジソンアカデミー 」か「ヒューマンアカデミー 」
料金なんて気にしない!本格的なロボットプログラミングを学ばせたい!
「クレファス」か「LITALICOワンダー」
小1からでも小3からでも、エジソンアカデミーはロボット代も安く、月謝も安いです。
年間費用も安くなるので、料金で選ぶなら「エジソンアカデミー」に決まりです!
こんなロボットを作りますよ!
迷ったら、まずはエジソンアカデミーに無料体験に行ってみましょう。
「LITALICOワンダー」は1人1人に合わせたカリキュラム
LITALICOワンダーは、レゴを使った自由度の高いカリキュラムがウリの教室。
東京・神奈川・千葉・埼玉にしか教室がないが、それだけ質の高い講師による授業が受けられると評判。
関東に住んでるなら、ぜひ体験にいくべき教室。
オンラインでの授業もありますので、地方の方でもパソコンさえあれば受講可能です。(オンラインだと費用も安くなっています(^^)
「クレファス」なら本格的なロボットプログラミングが学べる
クレファスは、レゴを使ったロボットプログラミング教室。
世界大会にも多くの出場者を輩出し、本格的なロボットプログラミングを学ぶには最高の教室。
理数系の学びやプレゼンテーションにも力を入れている。
e-crefus(イークレファス)は、ロボットを自分で考えて組み立てる自習型のオンライン学習スタイル。テキストやロボット教材は実際の教室と同じものを使用しています。
自分のペースで学べる自習型学習でありながら、聞きたいこと、分からないこと、見てもらいたいものがあったら、待機中の先生とパソコン等からリモートで会話ができるので安心!
バランスのとれた「アーテックエジソンアカデミー」
アーテックエジソンアカデミーは、全国に900校以上あり、老舗教材メーカーが監修したオリジナルのロボットと教材を使用。
対象は小4からで、ロボット作成よりもどうやって動かすかのプログラミングに力を入れる教室。
小3以下向けには「自考力キッズ」という別教室あり。
学年問わず月謝が安いは「ヒューマンアカデミー」
ヒューマンアカデミーは、全国に1600校以上ある最大規模のロボット教室。
ロボットのプロが監修したロボットと教材を使用し、年長から中学生まで幅広い年齢の子供たちが数多く通っている。
費用も安く、カリキュラムもしっかりしていました!
教室数が多いのが魅力。
年少から通える「レゴスクール」
レゴスクールは、年少から通えるレゴブロックを使ったロボット教室。
年長からしかプログラミングができるコースはない。
ロボットキット代金が高額なので、かなりの費用が掛かることを覚悟しておこう。
新進気鋭のロボット教室 「ロボ団」
独自の学習カリキュラムを使い、理数・ITに強い子どもを育てるロボットプログラミング教室。
2人1組で作業をし、仲間とのコミュニケーションやチーム作りに力を入れているのが特徴。
小1からレゴのSPIKEプライムを使用します。
ロボット代が0円なのがありがたいが、自宅でできないデメリットが大きい。
習い事の節約術 3つの方法
ロボット教室に通わせたいけど、費用面での不安が消えないわという方のために、習い事の節約術を3つ紹介します。
今やっている習い事が必要かどうか精査する
単に、ママ友が行ってるからとか、子供が友達と一緒に通いたいっていってるからなどの理由で通っている習い事があるのであれば、それは見直し対象に入ります。
お付き合いで習い事をするのは正直もったいないです。
ママ同士のお茶代やランチ代などもかかっていたり、送り迎えの交通費がかかっているようであればなおさらです。
ロボット代をクリスマスプレゼントや誕生日プレゼントに充てる
ロボット教室に通う一番の悩みは、ロボットキット代が高いということです。
この費用さえなければ、月謝は約1万円なのでなんとか通わせられる範囲になると思います。
なので、「○○君の誕生日プレゼントでロボットを買おうね!」などと言えば、うまく節約できるかもしれません。
おさがりがあれば最高!
もし知り合いの中で、同じ教室に通っていた人がいたら、ロボットを安く譲ってくれないか聞いてみるのもありです。
ロボットキットは新品である必要性は全くありません。
もし、お古があるようなら超ラッキー。
うちの近所のママ友には、「もうやめたし、使ってないからあげるよ」という人もいました。
どこの家庭もママは頑張っている!!
子供が大きくなるにつれて、習い事の金額も多くなる傾向にあります。
そんな家計の負担をどうやって世の中のママは対応しているのでしょうか。
【引用:ケイコとマナブ.netより】
習い事費用の捻出方法としては、「外食費」「ママお小遣い」「被服費」「美容費」が上位となっており、ママの「我慢」が大きな役割を果たしていることがわかります。
私の周りでも、美容費(ママのネイルやエステ)の回数を減らしたり、レジャーなどでもなるべくお金が掛からない場所にいくなど、工夫をしてる家庭が多いように感じます。
あまり無理をするとストレスになってしまうので、あらかじめ予算を立てたり、ボーナスで穴埋めできるのどうかを試算したりしてみるといいでしょう。
まとめ
ロボット教室は高いと言われていますが、他の習い事と比較してみると、そこまでずば抜けて高いとは言えないことがお分かりいただけましたでしょうか。
また、いくつかあるロボット教室の中で、一番安く通えるのは「アーテックエジソンアカデミー」だということもわかりましたね。
月謝や使うロボットキットは、ロボット教室によって違ってきます。
実際に体験に行ってみて、どのロボットキットを子供が気に入ったのか、授業内容や先生の教え方はどうなのかなどをしっかりチェックしてみてください。
その時に通いやすさや移動手段・時間なども要チェックです。
迷ったら、まずはエジソンアカデミーに無料体験に行ってみましょう。