ロボット教室をはじめようかなと思っているけど、何歳から始めるのが効果的なのか気になりますよね。
あまり小さい頃から初めてもプログラミングが理解できるか不安ですし、通うのが嫌になっても困りますよね。
ここでは、そんな悩めるママのために、自分の息子が1年間ロボット教室に通っている経験をもとに
などについてお話していきます。
- 未就学児はプログラミングなしの方がいい
- 小学生低学年はロボット代が安い教室がおすすめ
- 小3以上はどこの教室もプログラミングをしっかりやる
これらの内容について、詳しくお話していきます!
すぐにおすすめのロボット教室を知りたい!
そんな方はこちらからジャンプしてください。
ロボットプログラミング教室は何歳からいつから通うのがベスト?
そこで気になってくるのが、
「ロボット教室やプログラミング教室にはいつから通わせたらいいの?」
ってことですよね。
ある人気のロボット教室のHPには、次のような記載がありました。
プログラミング教室やロボット教室では深く考える力(思考力)を習得することができます。
その思考力の発達が止まるのは12歳とされているため、12歳までに始めるのが良いでしょう。
【引用:クレファス金沢校HP】
ロボットプログラミング教室は小学1年生からがおすすめ!
実際にロボット教室には4つ体験に行きましたが、体験に来ている子供は小学1年生が多かったです。
小学生1年生からロボット教室に通わせるメリットは次の2つが考えられます。
- 自由な発想や創造力があるから伸びやすい
- 自由な時間が多いのでじっくり取り組める
自由な発想や創造力があるから伸びやすい
ロボット教室では、ロボット作成をし、それをプログラミングで動かすことを学びます。
つまり、ロボット作成がメインになります。
ロボット作成では課題が出されて、その課題を解決するために自分でロボットを改造していきます。
その時に
「低学年の子は、大人が驚くような発想の物を作ることがある」
と、ロボット教室の先生は言っていました。
小1、小2の子供の書いた絵や、作品を想像してみてください。
大人からしてみたら、「なにこれ?」「なんでこんな色なの?」なんて思う作品ありますよね。
それこそが、何にもとらわれていない「自由な発想」なんです。
その「自由で柔軟な発想力」を持っている時期だからこそ、ロボット作成をすることで、どんどん創造力や発想力が伸びていきます。
伸びしろの多い小1や小2の時期からロボット教室に通うのは、ベストなタイミングといえるでしょう。
低学年の方が自由な時間が多いからじっくり取り組める
実際に教室に通ってみると、小1から小4、5まで様々な学年の子がいましたが、低学年の子の割合が多かったです。
低学年の場合、学校の帰りも早く、習い事の数も少ないので、ゆっくりと余裕をもって通うことができます。
高学年になると、塾に通う子も増えたり、部活動も始まるので、ロボット教室まで時間がとれなくなります。
こういった理由からも、低学年で通い始めたほうがメリットが大きいことがわかります。
子供が興味を持ったらスキルを伸ばす大きなチャンス!
「うちの子もう5年生(11歳)なんだけど、どうしよ!」
なんて思った方いませんか?
安心してください。
習い事の効果が一番大きくなる理想のタイミングは、「子供が興味を持った時」です!
確かに、ロボットプログラミングは、創造力がどんどん伸びる低学年からやるのがおすすめです。
でも年齢だけにとらわれないでください。
子どもが興味を持ったときには興味やスキルを伸ばす大きなチャンスです。
直接プログラミングに興味を持っていない場合でも、ゲームやブロック遊びが好きな子供は、プログラミング学習に夢中になることが多いそうです。
だから1年生でも、4年生でも、6年生でも、子どもがやりたいと言ったらやらせてあげればいいんです。
イヤイヤやるのと、やる気満々で楽しみながらやるのでは、どちらが良い結果が生まれると思いますか?
また、ある程度年齢が行っているほうが、理解力も高いのでどんどんレベルアップするかもしれません。
ロボット教室に通うことで身につく効果にもありますが、
じっくり考えて自分の力で解決しようとする姿勢やその過程は決して無駄になることはありません。
子供の年齢やスキルなどに応じた学習をスタートすることの方が重要なので、何歳でも子供がやりたいと思ったらチャンスと思ってやらせてあげましょう。
まずは、無料体験に連れていきましょう!
こちらは、エジソンアカデミーの無料体験で作成したロボットです。
うちの息子はロボットには興味が全くありませんでしたが、試しにエジソンアカデミーの無料体験にいかせたらドはまりしました。
だから、本人に実際にやらせてみる事がすっごく大切。
やってみたら、意外にはまって楽しんで通っているケースは多いそうなので、親御さんがロボット教室に興味をもったら、一度無料体験に連れていってみることをおすすめします。
年齢別におすすめロボットプログラミング教室を紹介
ここからは、年齢別におすすめのロボット教室を紹介していきます。
厳選した人気の5つのロボット教室を取り上げていますが、すべての教室で年長からのクラスがありました。
ご自分のお子さんが通える教室があったら、まずは、自宅近くに教室があるかチェックしてみましょう!
表の中の値段はすべて税抜きです。
見たいところへジャンプできるよ!
未就学児から通えるロボット教室
幼稚園児から通えるロボット教室は意外にもたくさんありました。
教室名 | コース名 | 対象年齢 | プログラミング |
ヒューマンアカデミー | ・プレプライマリーコース ・プライマリーコース | ・年中・年長 ・幼児~小学生低学年 | ✖ |
エジソンアカデミー | 自考力キッズ | 小1~小3 (年長でも受け入れ可) | 〇 |
クレファス | ベーシック | 年長 | 〇 |
LITALICOワンダー | ロボットプログラミングコース | 年長~小3 | 〇 |
レゴスクール | エクスプローラー | 3才(年少) | ✖ |
クリエイター | 4才(年中) | ✖ | |
クエスター | 5才(年長) | 〇 |
今回選んだ5つの教室すべてで、年長からのクラスがありましたが、レゴスクールは3才(年少)からのコースもあり、幼児教育が充実しています。
この年代では、ロボット制作だけの教室と、プログラミングも行う教室とに分かれるのが特徴です。
ロボット制作のみの教室
・レゴスクール(年中以下)
ロボット制作+プログラミングの教室
幼児期におすすめはプログラミングなしの3教室
当サイト管理人の私が幼児期におすすめしたいロボット教室は、
- クレファス
- ヒューマンアカデミー
- レゴスクール
この3つを選んだ理由は、幼稚園児が無理なく学べる内容であることと、ロボット作成だけである点です。
年長からプログラミングを扱っている教室は、対象年齢のメインは小学2、3年。
小さな子供でも理解できるような、プログラミングですが、ちょっと難しく感じてしまう可能性があります。
低学年からでもプログラミングをやりたいなら「アーテックエジソンアカデミー」がおすすめです(^^♪
クレファス(Kicksジュニアエリートコース ベーシック)
年長さん用のコースとして、ベーシックコースがあります。
ブロック作成をメインとし、プログラミングも行います。
二次元と三次元の違いを理解し、空間認識能力を高めます。
以前は大きめのブロックを使用していましたが、現在は年長でも小1、2と同じ教材(WeDo2.0)を使用しています
月謝 | ロボット代 |
月4回 12,100円 | 29,590円 |
ヒューマンアカデミー(プレプライマリーコース/プライマリーコース)
ヒューマンアカデミーの未就学児向けのコースは
- 年中の幼稚園児から入れるプレプライマリーコース
- 幼児~小学生低学年までのプライマリーコース
の2つが用意されています。
ロボットのプロ高橋先生が監修したロボットキットとテキストを使用します。
ロボット作成のみの授業になり、授業で使用するテキストには、ロボットやパーツの写真が必要に応じて原寸大で掲載。
直感的にロボット製作が進められるようになっています。
ロボット作りの中で、自然と文字を読む力・数を数える力も養います。
月謝 | ロボット代 |
月2回 10,340円+550(テキスト代) | 33,000円 |
レゴスクール
レゴスクールは、その名の通り、レゴのブロックを使ったロボット教室で、未就学児と小学生を対象とした教室です。
3才(年少)、4才(年中)までは、年齢ごとにコースが用意されており、ロボット作成のみを行います。
5才(年長)になると、プログラミングをやるカリキュラムと、ブロック制作のみのカリキュラムの2つのテーマになります。
毎年使うブロックが変わるので、その都度購入する必要があり、他の教室よりも費用がかかります。
月謝 | ロボット代 |
月4回 約1万円~1.3万円 | 約2万円~約3万円 |
※年長のクラスはレゴSPIKEベーシックを使うので、上記値段ではなく、約4万円程かかります。
小学1年生~3年生
小1からは、すぐにプログラミングをやる教室と、そうでない教室に分かれます。
この年代では、「レゴWeDo2.0」を使ったロボットプログラミングを行う教室が多いです。
小1からすぐにプログラミングをやる教室
小1からすぐにプログラミングをやらない教室
ヒューマンアカデミーは、小1で入会後、1年から1年半はロボット作成のみのコースに入ります。
その後、次のコースに進級すると、プログラミングを使った授業が開始になります。
小1で入会したら、小2くらいでプログラミングをやるようになります。
小1~小3でおすすめはカリキュラムとコスパの良い2教室
小1から小3で通うのにおすすめなのが、次の2教室。
- LITALICOワンダー
- ヒューマンアカデミー
なぜなら、LITALICOワンダーはロボット代が無料かつ、個人個人に合わせた内容の授業をしてくれるから。
ヒューマンアカデミーは幼稚園で入会した場合、同じロボットキットを引き続き使用できるし、月謝も最安値。
LITALICOワンダー ロボットクリエイトコース
小1から小3までは、ブロックでロボットを作って自分で動かすことが楽しいと感じるためのコースになっています。
個人の興味に合わせたカリキュラムの作成がこの教室の最大の特徴です。
このコースはレゴのロボットキットを仕様していますが、購入しなくてOK。(教室貸出)
東京と神奈川に住んでいるならぜひとも通わせたいと思う教室です。
こちらのコースはオンラインでの受講も可能です。
月謝 | ロボット代 |
1回5,500円~(月4回・オンラインの場合、月8回は別料金) | 貸出のため0円 |
※教室での受講の場合は1回7,425円となります
ヒューマンアカデミー(ベーシックコース・ミドルコース)
小1でも小3でも入会したらまずは、ベーシックコースから始めます。
最初はプログラミングは行わず、正確にロボットを完成させながら、動きの仕組みや構造を理解します。
次のミドルコースからは、プログラミングが開始になりますので、ここでロボットプログラミングを学ぶことになります。
月謝はロボット教室の中では最安値の10,340円。
ロボットも入会時に買えば、かなり上のコースに行くまで同じものを使用するのでコスパは抜群!
月謝 | ロボット代(標準) |
月2回 10,340円+550(テキスト代) | 33,000円 |
※ミドルコース進級時にミドルキット(2.5万円)が必要になります。
小学4年生から小学6年生
小学4年生になると、どの教室もプログラミングを利用した授業になっています。
よく使う教材がレゴの「マインドストームEV3」というもの。
最近ではマインドストームからエデュケーション SPIKE™ プライムセットに変更になっています。(LITALICOワンダーとクレファス)
世界でも使われている本格的なものなだけあって、ロボット代が結構お高くなっています。
この年代からロボット教室に入る場合に、教室を選ぶポイントをまとめました。
・費用は高めだけど、レゴのロボット教材を使いたいか
・できるだけ費用を安くしたいか
この2点で教室を選ぶと次のようになります。
レゴのロボット教材を使いたい方におすすめ
クレファス (ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナ)
クレファスでは、本格的にレゴを使ったロボットプログラミングが学べます。
全国大会や世界大会に出場者を多数輩出しており、プレゼンテーション能力の向上にも力を入れています。
使うキットはレゴのSPIKEプライムです。
月謝 | ロボット代 |
月4回 16,500円~18,700円 | 58,520円 |
e-crefus(イークレファス)は、ロボットを自分で考えて組み立てる自習型のオンライン学習スタイル。テキストやロボット教材は実際の教室と同じものを使用しています。
自分のペースで学べる自習型学習でありながら、聞きたいこと、分からないこと、見てもらいたいものがあったら、待機中の先生とパソコン等からリモートで会話ができるので安心!
LITALICOワンダー(ロボットテクニカルコース)
使うロボットキットはレゴ® エデュケーション SPIKE™ プライムセット。(以前はマインドストーム)
学年などによる細かいコース分けはなく、1人1人に合わせたカリキュラムで教えてくれる点はさすがに魅力的。
高校生まで通えるので、とことん極めたい方にはおすすめ。
月謝 | ロボット代 |
1回5,500円~(オンライン月4回の料金、月8回もあり) | 約60,000円 |
ロボットにこだわりはなく、費用を抑えたい方におすすめ
エジソンアカデミー
エジソンアカデミーは、ロボット作成よりもプログラミングを重視した教室です。
オリジナルのアーテックロボを使用し、6年生までの3年間でじっくりとロボットプログラミングを学びます。
費用面でもかなり良心的な価格になっています。
月謝 | ロボット代 |
月2回 約10,000円 | 約44,000円 |
ヒューマンアカデミー(ミドルコース・アドバンスコース)
ヒューマンアカデミーは、オリジナルのロボットを使っているので、費用を気にしている方にはおすすめの教室です。
小4で入ったときも、まずは基礎から学び、その後はプログラミングができるコースに移ります。
そこでは、より複雑な構造でさらに面白い動きをするロボット製作に 取り組みます。
プログラミングが始まるので、タブレット代と追加キット代、合計約3万円が必要になります。
それでも、月謝が安いのがうれしいです。
月謝 | ロボット代 |
月2回 10,340円+660(テキスト代) | 33,000円 + ミドルコース追加代金約2.5万円 + アドバンスコース追加代金約1万円 |
中学生
中学生になっても通えるのは、次の3つです。
どの教室も、中学で新たに入会するというよりは、小学生から始めてそのまま継続しているケースが多いようです。
中学から入れるかどうかは各教室にお問い合わせください。
ロボット代金や月謝などの費用は変更になっている可能性があります。
詳しくは各教室に問い合わせください。
最後に・・・プログラミングを学ぶ目的を明確にしよう!
焦りを感じているママの多くは、ひょっとしたら、
「将来プログラマーにならなきゃ食べていけないのかしら?」とか
「学校でプログラミングのテストがあるのかしら?」
なんて思っているかもしれません。
当サイトの、「【狙いは何?】小学生のプログラミング必修化はいつから?必要性や問題点を解説」でもお話した通り、
プログラミング教育は難しいプログラミングができるようになることが目的ではないんです。
ではなにが目的なのかというと、
将来のグローバル化やロボットやITが高度に発展した社会で、生き抜いていくために不可欠な力を身につけるためです。
その能力が、「論理的思考(プログラミング的思考)」「 主体性や自主性」「 創造力」といわれてます。
まずは、自宅近くのロボットプログラミング教室の無料体験授業に参加したりしてみてはいかがでしょうか?
小学校でのプログラミング必修化は多くのママを不安にさせている
2020年の小学校でのプログラミング必修化に向けて、ママ同士の会話でもプログラミング教室やロボット教室の話題が出てくるようになりました。
「そろそろ通い始めたほうがいいのかな~?」とか、
「もう5年生だけど、遅いかな?」とか
いろいろ悩んでいる人が私の周りも何人かいます。
うちの息子が通っているそろばん塾も、プログラミング教室を始めるみたいです。
こんな感じで、プログラミング必修化の影響がどんどん出てきているのが実感できます。