トライ式プログラミング教室は、名前の通り、「個別教室のトライ」の教室で行われています。
2017年に開講したばかりの新しい教室ですが、全国にすでに340教室があります。
トライが築き上げてきた指導のノウハウを駆使したプログラミング授業なので、幅広い年代の子供が楽しみながら授業を受けることができます。
ここでは、トライ式プログラミング教室に実際に通っている方の口コミや料金(月謝)、カリキュラムなどを詳しく紹介していきますね。
※最新の情報は各教室にお問い合わせか公式サイトでご確認ください。
トライ式プログラミング教室ってどんなロボット教室なの?
プログラミングを学ぶ上で大切なことは、「プログラミングを好きになること」を指導方針にしています。
ロボットキットは、カラフルでポップなデザインの「KOOV®」を使用し、トライ完全オリジナルカリキュラムでの指導で、プログラミングが初めての子どもでも楽しく学べるようになっています。
トライ式プログラミング教室の主な特徴はこちら。
- トライとSONYがタッグを組んだプログラミング教育
- トライが開発したオリジナルのカリキュラム
- プログラミングの原理を分かりやすく解説
トライとSONYがタッグを組んだプログラミング教育
トライ式プログラミング教室は、ソニー・グローバルエデュケーション社が開発したロボットキット「KOOV®(クーブ)」を活用した講座です。
KOOVについてよくわかる動画を用意しました。
無料体験でも使いましたが、3D画像で立体的にわかるテキストは私も子供もびっくりでした!
トライが開発したオリジナルのカリキュラム
トライのノウハウを活かしたオリジナルのカリキュラムを開発。
小学1年生~6年生までが対象で、段階的に学べる「スリーステップ学習法(習得→習熟→演習)」に基づいて学習します。
小さな成功体験を重ねて無理なく学びを進めることができ、さらに上級者向けのカリキュラムも用意しています。
プログラミングの原理を分かりやすく解説
トライ式学習法に基づき、個別教室のトライのサポーターが、プログラミングの原理を分かりやすく解説してくれます。
「なぜそうなるのか」を対話の中で考えさせたり、やさしく丁寧な指導で、子どもが興味を持つようにしてくれます。
トライ式プログラミング教室に通うとどんな効果があるの?
トライ式プログラミング教室に通うと次の3つの力が身につくとされています。
- 問題解決能力
- プログラミング的思考力
- 創造力
これらの力は、ロボット教室に通うことで身につく力と言われていることと同じです。
他にも、空間認識力やコミュニケーション力といった力も、教室が終わるころには自然と身についているそうです。
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トライ式プログラミング教室の口コミや評判は?
トライ式プログラミング教室に関する口コミを調べてみました。
悪い口コミ
茶髪で若くいかにもバイトぽかったです。子供の対応にも慣れていなさそうでした。専門家でもないようでした。
講師が専任の先生ではありませんでした。個別の教室で研修を受けたら誰でも担当できる印象なので、料金は高いと感じます。
教材に使うブロックを購入ではなくレンタルでいいとはいえ、月額(税抜き)9千円は他の習い事の相場よりも高いと思います。
個別指導の教室なので、静かすぎて、小学校低学年の息子には場違いな感じでした。教材が良かっただけに残念です。
【引用:コエテコ】
良い口コミ
トライ独自のカリキュラムがしっかりしていて、効率的に1年で終了するのも良い。一生懸命に指導して頂いている。
若い講師で、わかりやすく説明してくれると言っておりました。
プログラミングコースの受講生が少ないので、マンツーマンで見てもらってます。
【引用:塾ナビ】
その子にあった進め方をしてくれたのがとても良かったです。カリキュラムをこなすだけでなく、子供のやってみたいという気持ちを尊重しながら進めていただけるのがいいと思いました。
教材のKOOVがとてもよくできていてよかったです。タブレット上で設計図がでるので、子供1人でも見ながら作業できます。
しっかりした教材で、これを24回続ければ子供に我慢する力、トライ&エラーで取り組む大切さが備わると思う。ぜひ、子どもにやらせたいと思った。
【引用:コエテコ】
口コミに関するまとめ
悪い口コミに関しては、講師と料金に関するものがありました。
個別教室のトライは、若いバイトの先生もたくさんいますし、勉強を教えるのがメインの教室です。
そこに、時代に流れに沿う形でロボットプログラミング教室を始めた形なので、どうしても、力の入れ具合が違うのかなとも感じました。
主人の方が子供の間違いに気づいたくらいなので、講師のレベルは当たりはずれがあるのかなと感じました。
また、費用に関しては、他の習い事と比較して高いと感じている方もいますが、トライ式プログラミング教室はロボットキットがを買わなくていいので、かなり初期費用が抑えられます。
良口コミに関しては、多くの方が、カリキュラムやロボットキット「KOOV」に満足している様子がわかります。
見た目でも子供の興味を引いてくれるのは大事ですよね!
さすがSONYが開発しただけあって、タブレットでのロボット作成の3Dでの説明や、ビジュアルプログラミングはとても分かりやすく、最先端の技術を感じました。
時間が重なれば、多くても4人くらいでの授業になると言っていましたが、まだまだマンツーマンでの授業になるケースが多いようです。
じっくり教えてもらえるし、質問しやすいのは子供にはうれしい環境ですね。
小4の息子と無料体験に行ってきました!
私は、トライ式プログラミング教室の公式HPから、無料体験の申し込みをしました。
すぐに向こうから電話がかかってきて、日程の調整をしました。
無料体験について
・事前に予約が必要
トライ式プログラミング教室は、自宅から車で10分くらいのところにあります。
通いやすい距離にあったので、さっそく息子を連れて無料体験に行ってきました。
教室はトライの個別教室と同じ場所でした。
中に入ってみると、中学生や高校生、小学生も個別のブースで勉強をしていました。
無料体験の流れ
無料体験は約1時間半ほどでした。
内容と流れはこのような感じです。
- トライのプログラミングについての動画を視聴(3分程度)
- その後は子供のロボット作成を隣で見学(1時間半)
実際の授業と同じ内容をやらせてもらえた!
作業するのは、ブースではなく、大き目の机。
そこにはカラフルなブロックが用意されていました。
息子からおしゃれという言葉がでるとは。。。(笑)
今までの原色のブロックしか見たことない息子は、キレイな色のブロックを気に入ったようでした。
先生に聞いてみると、エジソンアカデミーのブロックと同じ構造なんだそう。
やっぱりね~。
そんなこんなで、若い大学生くらいの先生が出てきて、ロボット作成を開始。
タブレットの3Dの立体的な設計図を見ながら、ブロックを組み立てていきます。
このタブレットのすごい点は、立体画像が動いて、ここにつけますよ~って感じで矢印で教えてくれるところ。
そんなこんなで、子供は間違えたブロックをはずしたり、付けなおしたりして、1時間くらいかけてようやくロボットが完成!
ここまで長かったわ・・・
このブロックはシンプルなのはいいんだけど、付け方がむずかしいんですよ。
設計図をよ~く見て作らないと、後からパーツがくっつかないじゃん!
なんてことになっちゃうから結構神経を使う感じ。
プログラミングはビジュアルプログラミングだから簡単!
プログラミングは子供でも簡単にできる、ビジュアルプログラミング。
テキストを見ながら、ipadをタッチして、プログラミングを完成させていきます。
ロボット教室の体験も4回目なので、かなり操作には慣れていて、「先生にもはやいね~」なんて驚かれちゃいました。
時間が迫っていたせいもあってか、プログラミングの命令の仕方や仕組みまでは教えてもらえませんでした。
ただ、教科書通りに作り上げていくだけでした。
「実際の授業ではちゃんと教えてくれないと、ただ、テキスト真似てるだけじゃ勉強にならないよな~」
なんて思いながら、なんとかロボットは完成。
こちらが、「ワニロボット」です!
指をセンサーの上に置くと、噛むときと噛まないときがランダムで起きるようになっています。
噛んだ時には、緑のランプが光るという演出もあり。
最初は、全部噛んでいたので、何かが違うと悩んでいたところ、パパが噛む角度を直したら、噛まないパターンもできました!
と息子はとってもよろこんでいました。
なんて思いながら、約90分の無料体験は終了しました。
感想まとめ&息子の反応
ちょっと体験にしては難しめのロボットを作ったのもあってか、ロボットの作成にかなり時間が掛かってしまいました。
そのせいで、ログラミングに使う時間が短くなってしまったのが残念でした。
それでも、90分みっちりできたので子供はよろこんでいました。
先生は、若い大学生みたいな男性でしたが、ちょっとプログラミングの知識が足りない感じは否めませんでした。
教材のKOOVに関しては、とてもよかったです。
3Dの立体的な画像で、しかも動かせて角度を変えられるという点は、とてもわかりやすいと感じました。
間違えたら、前の操作に戻ることもできるので、何度でも繰り返しイメージをつかむことができます。
先生に関しては、実際に体験に行かないとわからないので、無料体験に行くことをおすすめします。
\無料の体験に行ってKOOVを体感しよう!/
KOOVは自宅用のキットも人気!
ソニーのKOOVは、ロボットキットを購入して自宅でアプリをダウンロードして利用することもできます。
教室に通うよりは総費用が安くなるので、自分のペースでやりたい方にはおすすめです。
トライ式プログラミング教室のカリキュラム
トライ式プログラミング教室の対象年齢は小学1年生から小学6年生まで。
入会すると、まずは「スタンダードコース」から始めていきます。
このコースが修了したら、希望者には「アドバンスドコース」が用意されています。
スタンダードコースについて
全24回のカリキュラムを12カ月かけて行っていきます。
1か月に2回、1回あたり90分の授業になっており、無理なく通えるようになっています。
24回の授業は初級・中級・上級・チャレンジ級の4段階に分かれていて、チャレンジ級の時に自分の作品を発表する機会があります。
授業は2回で1つのロボットを作るようになっていて、1回目でロボットを作成、2回目でじっくりプログラミングをするという形になっています。
全24回の内訳は、次のようになっています。
第1回~8回(初級)
第9回~14回(中級)
第15回~20回(上級)
第21回~24回(チャレンジ)
最後の会では、クラスの仲間や保護者の前で、オリジナルロボットの発表を行います
KOOVを使った作品例をご覧ください。
さらにチャレンジしたい方向け
スタンダードコース修了者向けに、「アドバンスドコース」というカリキュラムがあります。
身近な電子機器の仕組みを理解したり、課題解決にチャレンジすることで、より実践的なプログラミングの知識・技能が身につきます。
「KOOV Challenge」という国際交流ロボットコンテストが、毎年ソニー・グローバルエデュケーション社主催で開催されます。
シンプルなブロックと自由なプログラミングを通じて、多彩な表現と協働に挑戦するロボットコンテストです。
KOOV Challenge は1位を決めるロボットコンテストではなく、試行錯誤を楽しみながら、世界の仲間と出会い、ともに挑戦する大会になっています。
夏にはプログラミング合宿もあり、短期集中的にプログラミングの基礎を学びながら、仲間と協力して、オリジナルロボット作りを行います。
どんなロボットキットを使うの?
トライ式プログラミング教室で使うロボットは、
ソニー・グローバルエデュケーション社が開発した「KOOV™(クーブ)」のアドバンスキットを使います。
無料体験のレポートのところでも紹介しましたが、
カラフルでポップな色使いが、子供の好奇心を駆り立ててくれます。
このブロックは、エジソンアカデミーのアーテックブロックと同じ構造で、ソニー・グローバルエデュケーションがアーテックからライセンスを受けて使用しているそうです。
縦、横、斜めに取り付けられるので、いろんな形をつくることができます。
レゴになれているとやりにくさを感じますが、すぐになれると思います。
プログラミングはドラッグ&ドロップで直観的にできる
KOOVのプログラミングはビジュアルプログラミング。
ロボットごとに使うプログラミングが用意されているので、子供は難しさを感じることなくプログラミングが学べるようになっています。
テキストはこのように、プログラミングの画面がそのまま記載されています。
画像をまねてドラッグ&ドロップするだけの簡単な操作でロボットを動かすことが可能です。
トライ式プログラミング教室のロボット代や月謝は?
通わせるときに一番気になるのが月謝や初期費用ですよね。
実際に体験に行った際にもらえた資料をもとに、料金を説明していきます。
※今は金額が変更になっている可能性があるので、詳細は各教室に問い合わせてください。
初期費用
入会金 | 11,000円 | |
ロボットキット代 | 約5万7千円 | レンタル:0円 (月1,100円) |
初期費用合計 | 約6万8千円 | 11,000円 |
私が無料体験に行ったときは、入会金はキャンペーン中で0円でした。
事前にチェックしてみてくださいね。
初期費用で一番の負担になるのが、ロボットキット代(約6万円)です。
なんと、トライ式プログラミング教室では、購入かレンタルかを選ぶことができます。
レンタルする場合は、毎月1,100円かかりますが、かなり費用を抑えて始めることができます。
毎月かかる費用
月謝(月2回/90分) | 7,700円 |
管理費 | 1,100円 |
合計 | 8,800円 |
毎月払う月謝は、管理費込での授業料は8,800円。
ロボットキットをレンタルする場合は、合計9,900円になります。
教室の先生に聞いたところ、ほとんどの方がレンタルを選ぶそうです。
購入すれば自宅でも復習ができますし、教室が終了したあとも遊ぶことができますね。
体験して感じたメリットやデメリット
トライ式プログラミング教室に実際に体験に行って感じたメリットやデメリットについてお話します。
メリット(よかった点)
・ロボットを購入しなくてもいいので費用が抑えられる
・初めてのロボットプログラミングにはちょうどいい
デメリット(良くないと思った点)
・教室によっては先生の質にばらつきがある
・本格的なロボットプログラミングをやらせたい人には物足りない
・メインカリキュラムが1年しかない
トライ式プログラミング教室の一番の魅力は、「KOOV」です。
口コミでも、KOOVに対する評価は高く、私もいいなと感じたのでおすすめできます。
また、ロボットの購入費用が抑えられるという点はいいのですが、それよりも、1年でカリキュラムが終了してしまうのがとても勿体ないなと感じます。
プログラミング的思考力や問題解決能力、創造力は、じっくり時間をかけて身につく能力です。
他のロボット教室は、3年間のカリキュラムだったり、レベルが上がっていくと中学生・高校生まで通えるコースがあったりします。
トライ式プログラミング教室がおすすめなのはこんな人
メリットとデメリットを考慮してみた結果、トライ式プログラミング教室はこんな人におすすめです。
- 初めてロボットプログラミングをやる人
- 見た目がかわいいロボットがいい女の子
- 短期間で集中して学びたい人
トライ式プログラミング教室は、ライトな感じのロボット教室です。
大会でみんなと競い合いたいとか、ロボット作成にすごく興味があるという子供には、「ヒューマンアカデミー」や「クレファス」、「LITALICOワンダー」がおすすめです。
たくさん無料体験に行って比較して決めましょう!
ロボット教室はいろいろありますが、HPだけ見ていても違いはよくわかりませんよね。
そんな時は、無料体験を利用しましょう。
実際に教室にいくことで、不安な点や疑問点がクリアになりますので、無料体験はおすすめです。
みなさんも、ぜひいくつか体験に行ってロボット教室の比較をしてみてください。
自分たちに合う教室が見つかるはずですよ。